緑ナンバーのトラックと白ナンバーのトラックの違い

トラックには緑ナンバーと白ナンバーのものがあります。
今回は、トラックの緑ナンバーと白ナンバーの違いについてご説明します。

白ナンバーと緑ナンバーの違い

トラックは通常、白ナンバーです。白ナンバーというのは自家用自動車で、一般的に皆さんが乗っているマイカーが白ナンバーになります。
白ナンバーは、用途を自家用に限りますが、自社で販売する商品の運搬を行うために使用する場合は商用での使用も可能です。

ですのでて5ナンバーの小型自動車を貨物車両とした4ナンバーや、3ナンバーの普通自動車を貨物車両とした1ナンバーにしても、自社用品を販売するために運搬をするクルマ、あるいは宅配サービス(ピザ屋さんやお弁当屋さん)を行うクルマも白ナンバーで運行します。

それに対してバスやタクシーなどで見かける緑ナンバーは、事業用自動車で、運送や物品の運搬自体を商売にしている場合に使用します。
バスやタクシーなどの人の運搬を営業目的とするものや、引っ越し業者や宅配便など、運搬している商品を販売して利益を得るのではなく、運搬費用を利益として受け取る場合は、緑ナンバーでの運行が必要です。

緑ナンバーは自動車保険が高額

緑ナンバーのデメリット、ネックは、自動車保険です。

同一車種のトラックを緑ナンバーで登録し、任意保険に加入した場合、白ナンバーの車両に比べて1.5倍から2倍近い保険料となります。
また、緑ナンバーを引き受けてくれる保険会社は少なく、保険料が安いと言われる通販系(ネット自動車保険)ではほとんど引き受けをしてくれません。

緑ナンバーのメリット

緑ナンバーにはもちろんメリットもあります。税金面では、トラックの場合、白ナンバーが年間25,500円~40,500円であるのに対し、緑ナンバーは18,500円~29,500円。(※積載量に応じて金額が変わります)
また、車両購入の際の自動車重量税も、白ナンバーでは20,500円~36,900円のところ、緑ナンバーでは13,000円~23,400円となっています。(※車両総重量に応じて金額が変わります)
更に公共事業を受注する場合、緑ナンバーのトラックでないと行えません。緑ナンバーは国から認可された運送業者という裏付けになるので、信用が格段に上がるのも特徴です。
取得に際しては、トラックドライバー(会社の従業員)の社会保険の加入が義務付けられます。運送業界や建築業界では、福利厚生が整っていない企業もまだありますので、ドライバーの安心にも繋がります。

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