ウィング車の特徴について

こんにちは。
寒さも和らぎ、仕事をしていても気持ちのよい季節になりましたね。

トラックにはさまざまな種類があり、主に10トン、4トン、2トンなど、大きさで区別されたり、架装のタイプでも分類されます。
今回は、ウィング車について特徴をご説明したいと思います。

ウィング車とは

大型トラックといえば車体の後部にアルミの箱を装備した「アルミバン」を思い浮かべる人も多いと思います。
アルミバンは、雨風から荷物を守る事ができ、荷崩れや落下、盗難なども防止できるため人気の車種です。
荷物の積み下ろしは、荷台の後方にある扉を開閉して出し入れします。

一方、ウィング車は一見するとアルミバンに見えますが、大きな違いは箱形の荷台が側面から大きく開くようになっている事です。
別名「ガルウイング車」「ウイングボディ車」「側面開閉車」などと呼ばれる事もあります。
側面のパネルを跳ね上げた姿が、鳥が翼を広げている姿のように見えることからウィング車と呼ばれています。

 

ウィング車の特徴

荷台の素材は、アルミバンと同様にアルミでできています。
また、箱の表面は平面加工のものもありますが、多くはアルミコルゲートという波型の加工で強度を増した板が使われています。

ウィング部分は、油圧や電動モーターで自動開閉が可能で、開閉に力を必要としません。
また、横のパネル一面が開く事から、フォークリフトでの積み下ろしもしやすく、パレットに乗せた荷物をそのまま積み込むことができます。
両サイドからの積み下ろしが可能なため、作業効率が非常に高いのがメリットです。

しかし、アルミボディに比べ、構造が複雑になる事から値段が高くなり、横のパネルを開閉させる開閉油圧や電動モーターも設置するため、最大積載量がその分減るというデメリットがあります。

 

ウィング車で運べる荷物について

ウィング車は、基本的にアルミで作られた箱を後方に装備したアルミバンと同様に雨風から荷物を守る事ができ、盗難防止も可能です。
そのため、食料品や日用雑貨をはじめ、建築材料など幅広い種類の荷物を運ぶことができます。

 

ウィング車購入の際は新車と中古車の比較検討を!!

ウィング車は一般的なアルミボディと比べ、開閉する範囲が広いため、荷物の積み下ろしが非常にしやすいです。
パレットごとフォークで運べるため、作業効率も格段に高い人気の車両です。
しかし新車で購入すると、値段も高く、納期にも時間がかかります。

効率的に購入するには中古車も検討してみるのがオススメです。
当社の車両は、当社の運送部門にて使用している車両が主になるため、車両のメンテナンスも行き届いており、納車までの時間が短いのが特徴です。
ウィング車購入の際は、新車と中古車のメリットとデメリットを考えて検討しましょう。